外科研修拡充のため、クラウドファンディングを立ち上げました。

山梨大学第二外科教室では、第一外科・整形外科・泌尿器科・耳鼻咽喉科・頭頚部外科・眼科といった外科系教室とともに「山梨県で働く、若手外科医師の修練環境拡充のための資金調達」を目的とし、クラウドファンディングサイトReadyforでご支援を募ります。

必要な時に手術が受けられる山梨を守る。外科医研修環境の強化・拡充へ

若手外科医が山梨にいながら安全に質の高い研修を継続的に受けられる体制の整備・強化を通じ、山梨の高度外科医療を将来に亘り守ることを目指します。 – クラウドファンディング READYFOR

背景

他領域にもれず、外科の各領域においても、近年高度手術や小切開での低侵襲手術などの新規・高難度医療とよばれる分野は日進月歩に発展しています。このような医療を山梨の患者さんに届けることは、大学としての責務でもあります。

若い外科医師には「高度な技術を、より確実に、かつ患者さんにとって安全に、学んでいく」ことが求められています。しかし従来、他県の施設へのアクセスに費やす時間や費用、シミュレーションに伴う経費などは、大部分は個人の負担で行われてきました。これらは一人前の外科医師になるためのハードルとなっており、若い先生方が外科を敬遠する原因のひとつともなっているとも考えております。

現状での取り組み

これまでの外科教育では、簡易モデルや動物を用いた研修も行ってきました。ヒトとの解剖学的な違いや倫理的な課題があり、実際の手術に近い環境での十分なトレーニングを行うことは容易ではありませんでした。山梨大学医学部附属病院では、こうした課題を少しでも解決するため、富士吉田市立病院との間に遠隔手術支援システムを導入し、県内の病院で行われる難度の高い手術の教育や支援にも取り組んでいます。

診療科ごとに、いわゆるハイボリューム施設と交流しての修練や研修、模型や御献体を利用した手術のシミュレーション、エキスパート医師の招聘による講演や指導といった、さまざまな研修が行われています。

ご支援を募る理由

私たちは、外科医師育成のために、研修機会を継続的に確保し、山梨で外科医を育てる基盤を強化したいと考えています。

しかし、研修に必要な費用の多くは、参加する外科医の自己負担によって支えられてきました。若手医師の勤務環境や給与状況を考えると、これは決して小さな負担ではありません。この状況が続けば、外科医不足はさらに深刻化し、山梨で高度医療を継続することが難しくなってしまいます。だからこそ私たちは、持続可能な高度医療研修制度の構築を目指し、クラウドファンディングを立ち上げました。

ご理解とご協力を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。